折り紙をきれいに折るにはちょっとしたコツがいります。
折り紙に慣れていない方が張り切って難しい作品に挑戦すると「こんなはずじゃなかった…。」と落ち込んでしまったなんて方もしらっしゃるのではないでしょうか。
何回も練習すれば慣れてくるのですが、やっぱり早く上手になりたいですよね。
折り紙をきれいに折るコツは、折り紙の本やYoutubeの動画などで様々な情報がありますが、どれを見たらいいかわからなくなると思います。
今回の記事は折り紙講師10年の私が折り紙がきれいに折れないとお悩みの初心者の方に特にお勧めの3つのコツをお伝えしますね。まずはこの3つのコツに気を付けて練習してみましょう。
自分でもビックリするほど見違える仕上がりになりますよ。
折り紙がきれいに折れない?まずは焦らないでよく見て合わせましょう。
折り紙の端や角が合わないことはよくありますね。「焦ってる」が一番多い原因です。
人より遅れてしまったり、次の工程に時間がかかってしまったり、気持ちも落ち着かなくなりますよね。
「合わないよ~っ!」と感じるのは、細かい寸法の誤差をきちんと認識している証拠です。その感覚を大切にして、指先に集中してください。
しかし、どうしても合わないこともあります。
紙が少し歪んでいたり、三角に折る時は斜めに折る場合はよりずれやすいです。また、厚めの紙で折った時はより誤差が出やすいです。
0.5ミリ程度の誤差なら、次のステップに進んでしまいましょう。目安としてシャープペンシルで書いた線の太さのくらいの誤差なら、気にしなくてもOKです。
この程度の誤差で時間かけるくらいなら、一枚でも多く練習した方が早く上達します。
時々、白内障や近視・遠視などの目の状態で合わせられないというケースがあります。この場合は無理をせずに自分の目のケアを大切にしてください。きれいに折りたいという気持ちは大切ですが、ご自身の目の健康も大切にしてくださいね。
折り紙は楽しみながら取り組むものです。完璧に合わせられなくても心配いりません。どんどん練習して、素敵な作品を作っていきましょう。
折り紙がきれいに折れない?最重要!折る瞬間にズレちゃダメですよ!
折り紙がきれいに折れないと感じる場合、一番重要なのは「折る瞬間にズレないこと」です。
丁寧に合わせても、折る瞬間にズレてしまうことがよくあります。その原因は、抑えている手が緩んでしまったり、油断してしまうことです。
折る瞬間は集中が必要です。ゆっくりと折る前に、抑えている手をしっかりと力を入れておきましょう。また、油断せずに注意深く折り進めてください。
折り紙は楽しい創作活動ですが、きれいに折りたいという気持ちも大切です。ぜひ、折る瞬間にしっかりと意識を向けて、心地よい集中状態を作り出してください。
折り紙がきれいに折れない?しっかりと力を入れてきれいな折り線に仕上げましょう
折り紙を説明通りに折っているのにきれいに折れないと感じたら、さらにもう一つのポイントを意識してみましょう。「しっかりと力を入れてきれいな折り線に仕上げる」という事です。
丁寧に狙って線を折ったら、もう一度爪に力を入れて折り、しっかりとしたきれいな線に仕上げましょう。
紙が破れる寸前をイメージして折ってちょうど良い力加減です。何度も折ってるうちに適切な力加減がわかってきますよ。この一手間で作品の見栄えがぐっと向上します。
もし握力が弱いとか指先が痛いといった場合は、無理をせずに道具を活用しましょう。粘土べら・もんじゃべら等、100均ショップで手に入るもので十分です。
私の教室で細いものを持つのが難しい方がいらっしゃるのですが、すごいきれいな作品を作られます。その方は自分の握りやすい茶筒を使って美しい線を折っていました。
握りやすく力を入れやすい道具を選んでぐたさいね。
初めは慣れないかもしれませんが、繰り返し練習してみてください。力を入れてきれいな折り線を作ることで、折り紙の作品がより素晴らしくなります。
折り紙がきれいに折れない?初心者のための3つのコツ。まとめ
初心者の方にお伝えする折り紙をきれいに折るのコツをまとめました。
折り紙がきれいに折れないと感じる場合、以下の3つのコツを意識してみましょう。
まず、落ち着いて丁寧に合わせましょう。しっかり合わせても合わない時、シャープペンシルの線くらいの誤差なら、次のステップに進んでください。どんどん練習して上達しましょう。
次に、折る瞬間にずれないように集中して折ることが大切です。抑えている手をしっかりと力を入れておき、油断せずに注意深く折り進めましょう。
特に脳トレを目的にしている方にとって、この瞬間の集中は重要な要素です。心地よい集中状態を作り出して、折り紙を楽しみましょう。
最後に、もう一度しっかりと力を入れてきれいな折り線に仕上げることを意識しましょう。かなり強めに紙が破れる寸前をイメージしながら折りましょう。
指が痛い場合は無理をせず、粘土べら・もんじゃべら等の道具を利用することもおすすめです。
まずはこの3つのコツを意識して折り鶴など作ったことのある作品を折ってみてください。誰かに自慢したくなるほどのきれいな仕上がりになりますよ。ぜひお試しくださいね。