2025年開催の大阪・関西万博では、「デジタルチケット」制が導入されます。
紙チケットが基本的に無く、スマホでの管理が前提となる中、「スマホを持ってない」「電波が不安」「親が使いこなせるか心配」といった声も多くあがっています。
この記事では、大阪万博のデジタルチケットの基本情報から、使い方、トラブル時の対処法、さらには知って得する裏技まで、やさしく解説します。
- 大阪万博のデジタルチケットの仕組みと使い方
- スマホが使えない人・高齢者への対応方法
- トラブル回避の裏技&現地で困らない準備術
まず知っておきたい!大阪万博のデジタルチケットとは
2025年に開催される大阪・関西万博では、入場に「デジタルチケット」が導入されることが決定しています。
これは紙のチケットとは違い、スマホやタブレットなどの画面に表示されたQRコードを使って入場する、新しいスタイルのチケットです。
慣れていない人にとっては戸惑う仕組みに思えるかもしれませんが、事前にポイントを押さえておけば安心して使えます。
スマホで提示する入場用QRコード
デジタルチケットとは、スマートフォンやタブレット上で表示される
QRコードを入場ゲートで提示する仕組みです。
紙のチケットを持参する必要がなく、スマホひとつで完結するのが大きな特徴です。
チケット情報は専用の「EXPO ID」に紐づけられており、ログインすることでいつでも確認・利用が可能です。
紙チケットは原則発行なし、完全キャッシュレスへ
大阪万博では
原則として紙チケットの発行は行われません。
キャッシュレス対応が基本方針として徹底されており、来場者もスマホを通じて入場・決済・情報取得を行うのが前提です。
ただし、スマホが使えない方向けには一部「引換券(紙チケット風)」対応の案内も公式に記載されています。
EXPO IDと連携した「マイチケット」管理システム
万博チケットは、公式が提供する
EXPO IDにログインして「マイチケット」ページから管理します。
家族分のチケットもまとめて登録・表示ができるため、高齢の両親や子どもと一緒に行く場合も安心です。
1つのアカウントで複数チケットを管理する機能があるのは、他のイベントにはない便利ポイントといえるでしょう。
入場までの流れ:チケット購入からQRコード表示まで
大阪万博のデジタルチケットは、「買ったあとどうやって使うの?」という流れもわかりやすく整理されています。
スマホで完結する仕組みですが、事前にアカウントを作成しておく必要があるので、ここで全体の流れをチェックしておきましょう。
操作に不慣れな方でも安心して利用できるように、丁寧なステップを公式も用意しています。
EXPO公式サイト・アプリで購入・管理
まずは「EXPO ID」に登録し、公式サイトまたはアプリからチケットを購入します。
購入したチケットは、同じアカウントでログインすることで「マイチケット」画面に自動で反映されます。
複数枚のチケット(家族分など)もまとめて管理できるのが便利なポイントです。
QRコードはマイチケットに表示される
入場当日は、EXPO公式アプリまたはウェブブラウザから「マイチケット」ページを開きます。
そこに入場用のQRコードが表示されるので、それをゲートでかざせば入場完了です。
通信状況が不安な場合は、事前にスクリーンショットを撮っておくと安心です。
事前に予約が必要なパビリオンもある
人気のパビリオンやイベントは、チケット購入とは別に「予約」や「抽選申し込み」が必要な場合があります。
これも「マイチケット」や専用ページから操作できますが、日時指定が必要なものもあるため、事前チェックが欠かせません。
公式アプリの通知設定をONにしておくと、予約開始や抽選結果の通知を見逃さずに済みます。
ここが不安…よくある疑問と対策まとめ
デジタルチケットは便利だけど、「もしも」のことを考えると不安もつきもの。
特に、スマホに不慣れな方や高齢のご家族と一緒に行く場合、「うまく表示できるかな?」「電池が切れたらどうしよう?」と心配になるのも自然なことです。
ここでは、よくある疑問とその対策をまとめてご紹介します。
スマホの電池切れや圏外でも大丈夫?
会場でのQRコード提示には、事前のスクリーンショット保存が有効です。
通信環境が悪くても、画像として保存したQRコードがあれば、読み取り可能なケースがほとんどです。
また、会場内には無料の充電スペースやサポートステーションが設置予定との情報もあるため、モバイルバッテリーを持参しつつ、現地の設備も活用しましょう。
スマホを持っていない人や高齢者への対応
スマホを持っていない方や機械操作が苦手な方でも、家族や同行者が代表してチケットを表示・管理することができます。
EXPO IDを活用すれば、1台のスマホで複数人分のチケット管理が可能。
また、一部のチケットは紙の「引換券」形式にも対応しており、旅行会社やコンビニ発券で入手可能な場合もあります。
トラブル時はどうする?サポート体制も紹介
「マイチケットが開けない」「ログインできない」といった場合、会場内には専用のサポートブースやスタッフが常駐予定です。
また、公式サイト・アプリからもお問い合わせフォームが用意されており、事前にトラブルへの備えをしておくことで安心感が増します。
不安がある方は、スクリーンショット+チケット購入完了メールの保存をしておくと、いざというときに対応しやすくなります。
これ知ってた?デジタルチケットの裏技&便利技
実は、大阪万博のデジタルチケットには「知ってるとめっちゃ助かる!」という裏技や便利技がいくつか存在します。
スマホに慣れてない人、高齢のご家族と一緒に行く人、子ども連れで荷物が多い人…
そんな方にこそ、事前に知っておくと現地でバタバタしないポイントをまとめました!
QRコードは事前にスクショ保存がおすすめ
もっともシンプルで有効なのがこれ。QRコードは表示されたタイミングでスクリーンショットを撮って保存しておくだけ。
電波が不安な場所でもオフラインで提示できるので、万が一に備えた安心対策になります。
スクショを家族にLINEで送っておくのも◎。
複数人分を1台のスマホで管理できる裏技
EXPO IDを活用すれば、1つの端末で家族全員分のチケットをまとめて表示可能です。
スマホを持っていない高齢者や子どもの分も、同行者が「マイチケット」ページで一括管理できます。
入場ゲートでは1人ずつQRをかざせばOKなので、列であたふたする心配も少なめです。
「EXPO Quick」なら簡単チケットでスムーズ入場
スマホ操作が不安な方や当日ふらっと行きたい人におすすめなのが、「EXPO Quick」対応の簡単チケット。
これはコンビニや一部旅行会社などで発券できる形式で、購入後すぐにQRコードが発行されるため、面倒なログイン操作不要。
当日そのまま使えるので、紙チケット派の人にとっても安心材料になります。
過去の事例から学ぶ!トラブル&注意点
便利そうに見えるデジタルチケットも、使い方を間違えると困ることもあります。
ここでは、実際に起きた・報告されている「よくあるトラブル」とその対策を紹介します。
事前に知っておくことで、焦らず対処できるので要チェックです!
マイチケットにアクセスできない不具合も
過去には、公式サイトやアプリで一時的に「マイチケット」画面に入れなくなるという不具合が発生しています。
これはアクセス集中やシステム更新が原因とされており、事前のログインとQRコードのスクショ保存がとても重要になります。
できれば前日までにチケットを表示・保存しておくのが安心です。
顔認証機能は一時停止中、他の方法で備えよう
万博では「顔認証を使ったスムーズ入場」が一部で予定されていましたが、現在は一時停止中です。
そのため、顔情報を登録済みの人も通常のQRコード表示での入場となる点に注意が必要です。
システムの復旧が未定なため、基本は「QRコード提示」での入場を前提に準備しましょう。
チケットメールが迷惑フォルダに入るケースあり
意外と多いのが、購入後の確認メールが「迷惑メールフォルダ」に振り分けられてしまうケースです。
特に「Gmail」や「Yahoo!メール」などでは、自動的に「プロモーション」や「迷惑メール」扱いになることがあります。
チケットが届かないと思ったら、必ず迷惑フォルダも確認するようにしましょう。
大阪万博のデジタルチケットを安心して使うために
「デジタルチケットって便利そうだけど、うまく使えるかな?」という不安を抱える方は少なくありません。
でも、大丈夫。ちょっとした準備と工夫で、誰でもスムーズに利用することができます。
ここでは、事前にできる対策と、家族や同行者との協力方法をご紹介します。
事前準備でトラブル回避!チェックリスト付き
万博当日を安心して迎えるために、以下のチェックリストを事前に確認しておくのがオススメです。
- EXPO IDへの登録とログイン確認
- マイチケットにチケットが表示されているか
- QRコードのスクリーンショット保存
- スマホのフル充電&モバイルバッテリー持参
- 同行者にもチケットの表示方法を共有
特にスマホの充電とQRの保存は“必須の備え”と言ってもいいでしょう。
家族や同行者との連携がカギ
高齢の親やスマホを持たない子どもと一緒に行く場合は、同行者のスマホで一括管理するのが安心です。
「マイチケット」では、複数人分のQRコードをまとめて表示できるので、順番にかざすだけで全員スムーズに入場できます。
また、必要に応じて紙の引換券を使う選択肢もあるので、旅行会社やコンビニでの購入も検討してみましょう。
大阪万博 デジタルチケットのまとめ
大阪・関西万博のデジタルチケットは、紙を使わず、スマホやタブレットでQRコードを表示して入場する仕組みです。
最初は不安に感じるかもしれませんが、事前に準備さえしておけば、誰でもスムーズに使いこなせます。
特にスクリーンショット保存や複数人分の一括管理といった“裏技”を活用することで、より安心して楽しめるはずです。
スマホ活用でスムーズな万博体験を
デジタルチケットは、入場だけでなくキャッシュレス決済やイベント予約との連携など、万博をより快適に過ごすためのキーになります。
せっかくの機会なので、デジタルの利便性を活かしてストレスフリーな体験を目指してみましょう!
不安ゼロで楽しむために今できる準備とは?
EXPO IDの登録、QRコードの保存、スマホの充電、家族との連携…
このあたりを事前に押さえておけば、当日は「ただかざすだけ」で入場完了です。
せっかくの万博、心配ごとはこの記事で解消して、あとは思いっきり楽しむだけやで!
- 大阪万博のチケットはスマホで使う「デジタル形式」
- QRコードは事前のスクショ保存が安心
- 高齢者や子ども分は1台のスマホでまとめて管理OK
- 「EXPO Quick」なら簡単チケットも選べる
- 顔認証は現在停止中、QR入場が基本
- チケットメールは迷惑フォルダに注意
- 不安な人向けに紙の引換券対応も一部あり
- トラブル防止には事前準備と家族連携がカギ