「何回も折り紙やってみたけど出来ないんよ、きっと素質がないんねだし・・・。」なんて思っている方。
折り紙がデキる方とデキない方、個人の能力にそんなに差はないんですよ。
では、折り紙がデキる人と出来ない人の違いって何でしょう?
次項で詳しくお伝えしますね。
折り紙がデキる人の共通点3つ
折り紙講座でたくさんの方と一緒に折らせていただく中で、「この人デキるっ!」と感じる方を見ていると、ある意外な3つ共通点があることがわかりました。
それは、特別に才能があるという事ではありません。
これがわかれば、あなたも折り紙がデキる人に近づけるかもしれません。
折り紙がデキる人は「出来そう」ではなく「やりたい」で作品を選ぶ
いつも私の折り紙講座では、サンプル3作品ほど用意して、「今日はどの作品を作りますか?」と皆さんに聞いてその日の講習作品を決めます。
そんな時、折り紙がデキる人は迷わず一番見栄えのする作品を選びます。
ただ、「あれが折りたいっ!」それだけしか頭にないのです。
どう見ても難易度が高い作品の時は「これは相当面倒臭いですよ。覚悟は良いですか?」と一応言うのですが、「わかりましたっ!で、どうするの?」と言いますね。
難しいかどうかなんて関係ないようです。
こういう人は折り始めるときに「失敗するかも」「難しそう。」「できるかな」なんてネガティブな事は全然考えてないです。
折り紙がデキる人は豪快に失敗を繰り返す
私の目から見て、これは難易度高すぎで厳しいかも・・・と心配することもありました。
案の定、失敗します。
折り紙がくちゃくちゃになり、「初めからやり直しましょう」と声をかけることもしばしば。
大体やり直しの指示で心が折れてしまう方が多いのですが、何度やりなしを指示しても、あきらめず挑戦してくださるのですよ。
「出来やへんっ!何で~っ!」と大声で騒ぐくせに、手は絶対止まらない。
なので何枚でも折る。
ゴミ箱が折り紙でいっぱいになっても、全く失敗だと思っていないようです。
どこから来るのかこの粘りはと講師である私が感心してしまいます。
折り紙がデキる人は出来るまでやる
こういう方が折り続けてると、大体「あ~っ!わかったっ!」と突然叫び、今での悩んでる姿が嘘のようにサクサク折れるようになります。
「ブレイクスルー」っていうのでしょうか、激変する瞬間があるのですよ。
この体験を経験してる方に、「何枚も折っている時しんどくなかった?」と尋ねたことがあるります。
私は気遣いとねぎらいの言葉をかけるつもりて聞いたのですが、「全然♪。だって出来たもん♪」と一言。余計な気遣いでした。
この方は「出来るっ。」てこと以外頭になかったんだと知って、また感心してしまいました。
出来上がった作品を見て誇らしげにしてる姿は、何度見てもうれしいですね。
まとめ
折り紙がデキる人の共通点は次の3つの事です。
・折り紙がデキる人は「出来そう」ではなく「やりたい」で作品を選ぶ。
・折り紙がデキる人は豪快に失敗を繰り返す。失敗しても気にしない。むしろ楽しい。
・折り紙がデキる人は出来るまでやる。できると信じて疑わないから。
こう見ると特別な能力は必要ないですよね。
ちょっとした自己啓発にも使えそうでしょ。
お試しくださいね。